人気ブログランキング | 話題のタグを見る

認知症 雑感



昨日は
昼間たくさん眠ってしまったので
いつもは見ない 遅いテレビ番組を見てしまいました。

" 認知症治療の第一人者が 認知症になった "

とか の 題名だったような気がしました。

痴呆という言葉を認知症に変え
診断 スケールも考案し
デイケアのシステムを発案した
グループの一人でもあるらしい、、。

見ていて 
びっくりを通り越して唖然としてしまいました。

病気ってのは 全ての人に 平等に 訪れます
その人の 職歴とか 経歴とは 関係なく訪れます

成人病などは ある程度 自分でコントロールする人と
そういうことが 苦手な人とでは 結果に多少の違いがでるかもしれませんが、、。
それでも 遺伝的に 避けられなかった人もいるでしょうし、、。
( 生活習慣病という言葉は 病気まで 自己責任に
しようとするこの国の、、)
病気や 老化は  全ての人に起こります。

なのに この番組 全篇にながれていたコンセプトは
" 立派な夫 " が、" 立派な父 " が ありえない状況に 陥っていることに 耐えられない家族の
物語のようでした。

☆ ☆

最近 マスコミを賑わせていた
なんとか 工業院 院長が あろうことか
交通事故を 起こしてしまったとか、、

某エリート官僚の 子供が 思い通りに 育たなかったとか、、

根底にながれていた コンセプトは
エリートには 起こりえない、 起こっては欲しくない 状況に 陥ってしまった 家族の困惑と 動揺が テーマのように思われました。

このエキサイトのブログでも有名な
" 八十代 万歳 " の作者の 
愛情深さと、  大変な状況と闘いながらも
淡々と過ごす 強さ、とのあまりの違いに
呆気に 取られました。
( もちろん 一人の家族が 大変な 労働を強いられたり 頑張らなくてはいけないということを
是としているのでは もちろんありません )
人の老いの問題と その尊厳は 大きすぎて 深すぎて
私にだって わかりません。

また 現在 家族の認知症と闘っている人にとっては どんな些細な 出来事、リアクションも
共感をもって 見ることができたのかと思いますが
ただ、
今夜の番組にながれていた その専門〜認知症のエリートだったのに
認知症になってしまった 家族の困惑とその状況を容認できない戸惑いという
強いコンセプトに
私は   言葉もありませんでした、、。


デイケアを安易に 提案した 当の本人が
デイケアに送られた 孤独感と 挫折感
それこそが 老いが抱える 深い深い問題だと
思いますが、、。
だから、本人が 健康な時に 発案した
認知症になったら デイケアに送れば家族の負担も軽減され 〜これは現実的な 解決策の一つではあると 思いますが〜
認知症になった本人も 外出先ができて
運動にもなり 時間の消費もできるから良いという 短絡的な考えは
身をもって 人間は そんな単純な生物ではないことを証明し、 本人も苦しんでいたわけです。

番組の意図もよくわかりませんでしたが
その 始めの認知症対策そのものに
エリートの おごり〜自分に 認知症は関係ないと信じる過信と 人間に対する 精緻な観察眼、理解がなかったと 思われました。
そんな
本人の受け入れがたい気持ちもさることながら
妻の プライドとの闘い
父の老いを受け入れられない 子供の葛藤
そんな 状況の方が 強く見え隠れしていました。

♪ ♪ ♪

そして そういった出来事は
どんなに 注意をしても 注意をしても
背後から 突然 襲ってくるわけだから
出来ることといったら、、
昔の 忍者か 葉隠れのように
時々は 後ろを向いて
見えない影を さっ! と 切りつけるくらいしか思い当たりません、、
(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

皆さまは どうされるのでしょう、、?
わたしは、えー、わたしは、、
まだまだ 解決策はわかりません
ε=ε=ε=ε=ε=ε=











.

.









.






by mypottea5 | 2020-01-12 08:07 | 病気

子育てが終わってから始めた日々の記録ブログです


by mypottea5